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2025.12.01 12:37

〔東京株式〕900円超安でもみ合い=前場の流れ引き継ぐ(1日後場寄り付き)

 (後場寄り)後場の日経平均株価は前営業日比915円68銭安の4万9338円23銭で始まった。前場に引き続き、為替の円高が嫌気され、株価指数は安値圏でもみ合っている。

 (前引け)【プライム】日経平均株価の午前の終値は前営業日比846円60銭安の4万9407円31銭と大幅反落。前週に上昇が続いた反動で利益確定の売りが出やすかった。加えて、日銀の植田和男総裁の講演を経て早期利上げ観測が強まり、為替が円高に振れて、下げ幅が広がった。東証株価指数(TOPIX)は33.96ポイント安の3344.48。

 74%の銘柄が値下がりし、23%が値上がりした。出来高は11億1696万株、売買代金は2兆7343億円。

 業種別株価指数(33業種)は鉱業、非鉄金属、電気・ガス業、不動産業などが下落。上昇は銀行業、金属製品。

 【スタンダード】スタンダードTOP20は反落。出来高4億0621万株。

 【グロース】グロース250、グロースCoreはともに反落。

 (10時20分)日経平均株価は一時900円超安まで下げ幅を拡大した。前週続いた上昇で戻り売りが出やすい状況。ソフトバンクG〈9984〉やファーストリテ〈9983〉が下落しているほか、アドバンテス〈6857〉も値を消し、相場の重しとなっている。市場からは「材料に乏しく反動の売りに押されているが、5万円を割り込んで一気に下落するような展開にはなりにくいのではないか」(大手証券)との見方も出ていた。

 (寄り付き)前場の日経平均株価は前週末比64円68銭高の5万0318円59銭と続伸で始まった後、値を消している。前週末の米国市場で主要株価指数がそろって上昇したことを好感した買いが先行した。

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