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2025.12.09 13:47

〔東京株式〕伸び悩む=商い伸びず(9日後場中盤)

 (13時42分)日経平均株価は後場寄り付きからほどなく上げ幅が200円を超えたが、その後は伸び悩んでいる。「特に買い材料も需給環境の変化もない中で、買いに持続力はなかった」(国内証券)という。プライム市場の売買代金は午後1時30分時点でようやく3兆円を超えるなどスローペースで推移しており、米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に投資家が様子見姿勢になっていることがうかがえる。

 (後場寄り)後場の日経平均株価は前日比142円29銭高の5万0724円23銭で始まった。半導体関連株の一角などが値上がりして相場を支える状況が続いており、日経平均は前場終値を上回って始まるなど、しっかり。

 (前引け)【プライム】前場の日経平均株価の終値は前日比106円26銭高の5万0688円20銭と小幅上昇。東証株価指数(TOPIX)は1.52ポイント高の3385.83。大型の半導体関連株が値上がりして日経平均を下支えしたが、日米の中央銀行の会合を前に全体的に積極的な売買は控えられ、株価指数は前日終値近辺での小幅な値動きとなった。

 29%の銘柄が値上がりし、66%が値下がりした。出来高は10億3533万株、売買代金は2兆3437億円。

 業種別株価指数(33業種)はゴム製品、医薬品、電気機器などが上昇した。不動産業、パルプ・紙、その他製品などは下落。

 【スタンダード】スタンダードTOP20は小幅安。出来高2億6115万株。

 【グロース】グロース250は小幅安。グロースCoreは反発。

 (10時06分)日経平均株価は値を消した。フジクラ〈5803〉など一部の人工知能(AI)関連銘柄が上昇して始まった後、短時間でマイナスに転落して、日経平均の重しになった。

 ただ、ハイテク株でも東エレク〈8035〉、ディスコ〈6146〉など半導体関連の一角はフィラデルフィア半導体株指数(SOX)の上昇を受けて買われ、日経平均を下支えしている。「業種別指数を見ても、物色にあまり明確な傾向はない」(大手証券)という。AI関連も下げ幅は限られ、日経平均は前日終値近辺での小幅な値動きになっている。

 (寄り付き)前場の日経平均株価は前日比95円42銭高の5万0677円36銭で始まった。半導体関連銘柄などハイテク株の一角で買いが先行し、寄り付きの日経平均は小幅高となった。

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