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2026.04.14 23:20

〔米株式〕ダウ続伸、159ドル高=ナスダックも高い(14日午前)

 【ニューヨーク時事】14日午前のニューヨーク株式相場は、米国とイランの和平協議進展への期待が台頭する中、続伸している。優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前10時現在、前日終値比159.62ドル高の4万8377.87ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は203.08ポイント高の2万3386.82。

 米国とイランは11、12日の和平協議で合意に至らなかった。ただ、トランプ米大統領は13日、ホワイトハウスで記者団に「相手側から電話があった。イランはとても合意を望んでいる」と強調。ロイター通信によると、パキスタンとイランの高官が14日、米国とイランの交渉団が今週、再びパキスタンに赴き戦闘終結に向けた協議を行う可能性があると語った。代表団を再び派遣して協議を再開するという提案が既に米国とイランの双方に伝えられているという。米イランによる和平協議継続の兆しを受け、中東紛争の激化への過度の警戒感が後退。ダウは小動きで寄り付いた後、一時200ドル余り上伸した。

 今週は2026年1〜3月期の米企業決算発表が目白押し。この日朝方決算を発表した金融大手シティグループ、ウェルズ・ファーゴ、JPモルガン・チェースの3社はいずれも増収増益だった。

 米連邦準備制度理事会(FRB)のバー理事をはじめ、複数の地区連銀総裁による講演や討論会への参加が予定されており、足元のインフレ動向や金融政策の方向性などに関する発言も注目されている。

 一方、米労働省が朝方発表した3月の卸売物価指数(PPI)は前月比0.5%上昇と、市場予想(ロイター通信調べ)の1.1%上昇を大幅に下回った。前年同月比でも4.0%上昇と、予想の4.6%上昇から下振れしたが、市場への影響は限定的だった。

 個別銘柄では、アマゾン・ドット・コム、マイクロソフトがともに2%超上伸し、ダウ平均の上げを先導。このほか、アメリカン航空グループは8%超急伸している。ユナイテッド航空のカービー最高経営責任者(CEO)がアメリカン航空との合併の可能性を政府高官に提案したとの報が買い要因。半面、原油下落を眺めてシェブロンは2%超下落している。

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