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2026.03.04 00:06

〔米株式〕ダウ急落、一時1100ドル超安=ナスダックも大幅安(3日午前)

 【ニューヨーク時事】3日午前のニューヨーク株式相場は、米国・イスラエルとイランの軍事衝突が長期化するとの警戒が高まる中、急落している。優良株で構成するダウ工業株30種平均の下げ幅は、一時前営業日終値比で1100ドルを超えた。午前10時現在、前日終値比1110.36ドル安の4万7794.42ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は504.55ポイント安の2万2244.31。

 イランのメディアが伝えたところによると、イランの精鋭軍事組織「革命防衛隊」幹部は2日、原油輸送の要衝であるホルムズ海峡を封鎖したと主張した。同幹部は、海峡を通過しようとする船舶を「焼き払う」と述べた。ただ、米FOXニュースは中東地域を管轄する米中央軍の話として、海峡は封鎖されていないと報じるなど、不透明感がくすぶっている。一方、トランプ米大統領は2日のCNNテレビのインタビューで、対イラン攻撃について「本格的な攻撃を始めていない。大規模なものが間もなく来る」と語った。中東情勢の先行きを巡る懸念が強まる中、ダウは寄り付きから一気に売りが膨らんだ。

 原油相場の急騰を背景としたインフレ懸念も引き続き相場の下押し要因。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は3日、中東での戦闘の拡大を背景に再び急騰し、米国産標準油種WTIは一時1バレル=77ドル台に上昇。約8カ月ぶりの高値を付けた。インフレを巡る警戒感が再燃し、米早期利下げ観測が後退する中、市場参加者は米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策の方向性を見極めようと、この日予定されているFRB高官の発言機会にも注目している。

 ダウ構成銘柄では、ほぼ全面安の中、キャタピラー、シャーウィン・ウィリアムズがそれぞれ4%超安、ゴールドマン・サックスが3%超安と下げが目立つ。一方、ベライゾン・コミュニケーションズが小幅高となっている。

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