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2026.05.15 23:26

〔米株式〕ダウ大幅反落、一時500ドル超安=ナスダックも安い(15日午前)

 【ニューヨーク時事】週末15日午前のニューヨーク株式相場は、インフレ懸念を背景にした米長期金利上昇に圧迫され、大幅反落している。優良株で構成するダウ工業株30種平均の下げ幅は前日終値比で一時500ドルを超えた。午前10時10分現在は453.10ドル安の4万9610.36ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は387.74ポイント安の2万6247.48で推移している。

 中東情勢を背景とした原油高や週内に発表された米物価指標でインフレ懸念が強まる中、米長期金利の指標である10年債利回りはこの日、4.5%台で推移。ロイター通信によると、2025年5月以来の高水準に上昇した。米連邦準備制度理事会(FRB)による年内の利下げ観測が後退する中、政策金利の見通しを反映しやすい2年債利回りも4%を超える水準で高止まりしている。投資家心理が圧迫され、ダウ、ナスダックともに売り先行で始まった。

 この日発表された米経済指標も物価高への警戒感を強める内容。米ニューヨーク連銀が発表した5月のニューヨーク州製造業景況指数は、総合で19.6(前月11.0)と、2022年4月以来4年1カ月ぶりの高水準となった。市場予想(ロイター通信調べ)の7.5を上回った。FRBが発表した4月の鉱工業生産指数は前月比0.7%上昇の102.5。伸び率は市場予想(0.3%上昇)を大きく上回った。

 個別銘柄では、エヌビディア、キャタピラーがともに3%超安となり、でダウ平均の下げを先導。一方、セールスフォースは2%超高と堅調に推移している。スターバックスは0.7%高と小幅高。経営再建への取り組みへの一環として、米国で従業員300人の削減や一部の地域総括事務所を閉鎖する計画を発表した。

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