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2025.12.02 12:36

〔東京株式〕上げ幅縮小=買い材料なく(2日後場寄り付き)

 (後場寄り)後場の日経平均株価は前日比67円50銭高の4万9370円78銭と、前引けに比べ上げ幅を縮めて始まった。新規の買い材料がない中、戻り待ちの売りなどに上値を抑えられている。

 (前引け)【プライム】日経平均株価の午前の終値は195円78銭高の4万9499円06銭、東証株価指数(TOPIX)は8.01ポイント高の3346.34と、ともに反発した。「5万円を割ると押し目買いが入る」(国内証券)など、前日の大幅下落の反動で大型株中心に値上がりした。為替の円高が一服したことも買いにつながった。

 39%の銘柄が値上がりし、56%が値下がりした。出来高は10億2372万株、売買代金は2兆4702億円。

 業種別株価指数(33業種)は非鉄金属、銀行業、石油・石炭製品などが上昇。下落は医薬品、輸送用機器、電気・ガス業など。

 【スタンダード】スタンダードTOP20は続落。出来高は3億3907万株。

 【グロース】グロース250、グロースCoreはともに続落。

 (10時34分)日経平均株価は高値圏でもみ合っている。半導体関連株などが日経平均を支えている。また、フジクラ〈5803〉など前日大きく値下がりした電線株も上昇している。1日に植田和男日銀総裁が講演などで早期利上げを示唆したことで、金融株が買われる流れは続いており、みずほFG〈8411〉なども値上がりしている。半面、金利上昇が向かい風となる不動産株は2日も弱い。「金利上昇により、業種で明暗が分かれた」(大手証券)という。

 (寄り付き)前場の日経平均株価は前日比191円30銭高の4万9494円58銭と、上昇して始まった。前日に大幅下落した反動から買いが先行している。

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