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2026.06.01 23:17

〔米株式〕ダウ反落、54ドル安=ナスダックも安い(1日午前)

 【ニューヨーク時事】週明け1日午前のニューヨーク株式相場は、米国とイランによる戦闘終結に向けた交渉の行方に不透明感が広がる中、反落している。午前10時現在は、優良株で構成するダウ工業株30種平均が前週末終値比54.67ドル安の5万0977.79ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数が44.00ポイント安の2万6928.62。

 米イラン両国は停戦延長を含む覚書の草案について詰めの協議を行っているとされるが、イランが保有する高濃縮ウランの扱いや原油輸送の要衝ホルムズ海峡の開放などを巡り依然として隔たりが埋まらず、互いに修正を求めて駆け引きが続いている。交渉が難航する中、米中央軍は5月31日、イランが国際海域上空を飛行中の米無人機を撃墜するなどしたとして、30、31両日にイランの防空施設や地上管制施設などを破壊したと発表。これに対し、イランも米空軍基地に報復したと明かし、地政学的リスクの高まりを嫌気した売りが先行している。また朝方には、ロイター通信がイランメディアの情報として、イスラエルによるレバノン攻撃を受けて米国との協議を停止していると伝えた。

 1日午前の米原油先物相場は1バレル=93ドル台に大幅反発。インフレ加速への警戒感も投資家心理を圧迫している。また、今週は3日に米地区連銀景況報告(ベージュブック)、5日に5月の米雇用統計の発表を控えており、結果待ちで様子見姿勢も強い。

 個別銘柄を見ると、ボーイング、メルク、アマゾン・ドット・コムがそれぞれ2%台の下げ。半面、セールスフォースが7.6%高と堅調。パソコン向けの新型半導体を発表したエヌビディアは3.7%高で推移している。

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