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2026.03.05 00:33

〔米株式〕ダウ反発、171ドル高=ナスダックも高い(4日午前)

 【ニューヨーク時事】4日午前のニューヨーク株式相場は、イランの工作員が秘密裏に、停戦を巡って米当局に接触したとの一部報道や、米政権が原油の安定供給に努める方針を示していることなどを好感し、反発している。優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前10時15分現在、前日終値比171.00ドル高の4万8672.27ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は195.16ポイント高の2万2711.85。

 米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は4日、米イスラエル両軍との交戦開始直後、イランが戦争終結の条件を話し合う協議を水面下で打診したと報道。ただ、米国側はイランの申し出が真剣さを欠くと判断した。一方、イラン精鋭軍事組織「革命防衛隊」が原油輸送の要衝ホルムズ海峡を封鎖したと主張する中、供給不安から原油価格は高止まりしている。トランプ米大統領は3日、米海軍がホルムズ海峡を通過する船舶に対する護衛を必要に応じ開始する可能性を示し、金融保障や安全保証を提供する方針を表明した。停戦協議の可能性や原油市場の安定化への取り組みが一定の安心感につながり、ダウは買い先行で始まった。

 ダウは一時マイナス圏に沈んだが、一連の米経済指標が堅調な結果となったため、再び買いを呼び込んだ。米民間雇用サービス会社ADPが朝方発表した2月の全米雇用報告によると、非農業部門の民間就業者数は、前月比6万3000人増と、市場予想(ロイター通信調べ)の5万人増を上回った。米サプライ管理協会(ISM)が公表した2月の米サービス業購買担当者景況指数(PMI)は56.1と前月から2.3ポイント上昇。市場予想の53.5も上回った。

 個別銘柄では、アマゾン・ドット・コムが3%超高、キャタピラーが2%超高と、ダウ平均の上げを先導。半面、シェブロン、コカ・コーラはともに1.5%下落している。

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