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2026.01.21 00:12

〔米株式〕ダウ大幅続落、一時750ドル超安=ナスダックも安い(20日午前)

 【ニューヨーク時事】連休明け20日午前のニューヨーク株式相場は、米国のデンマーク自治領グリーンランドに対する領有方針を背景とした欧州への関税導入表明を巡り、米欧関係が緊迫化する中、大幅続落している。優良株で構成するダウ工業株30種平均の下げ幅は、一時前営業日終値比で750ドルを超えた。午前10時5分現在は671.76ドル安の4万8687.57ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は396.37ポイント安の2万3119.02。

 トランプ米大統領は17日、SNS投稿で、米国のグリーンランド領有が認められるまで、デンマーク、フランス、ドイツ、英国など8カ国からの輸入品に対し、2月1日から10%の関税を課すと表明。英紙フィナンシャル・タイムズなどは18日、欧州連合(EU)が米国に対し、930億ユーロ(約17兆円)規模の追加関税などの報復措置を検討していると報じた。米欧関係の悪化への警戒感から投資家のリスク回避姿勢が強まり、欧州株が低迷する中、ダウ、ナスダックも売り先行で始まった。

 この日は米連邦最高裁が、米政権による貿易相手国・地域を対象にした「相互関税」の合法性を巡る判決を出す可能性があり、投資家の間で警戒感が高まっている。

 個別銘柄では、スリーエム(3M)が4%超下落し、ダウ平均の下げを先導。この日発表した2026年通期業績見通しが、市場予想を若干下回ったことが嫌気されている。IBM、エヌビディアはいずれも3%以上下落。一方、プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)、ユナイテッドヘルス・グループは小幅高。20日引け後に決算発表を控えたネットフリックスは1%超高と堅調に推移している。

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