株式市況サービス

東京株式市場とNY株式市場のマーケット情報を配信しています。

2020.02.22 06:56

〔米株式〕NYダウ、227ドル安=新型肺炎の米景気下押し懸念で(21日)

 【ニューヨーク時事】週末21日のニューヨーク株式相場は、新型肺炎による米景気下押し懸念が広がり、続落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比227.57ドル安の2万8992.41ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は174.38ポイント安の9576.59で引けた。

 ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比1億2652万株増の11億0940万株。

 新型コロナウイルスによる肺炎の死者・感染者数は、中国を中心に依然増加が続いている。韓国では20日、初の死者が出たほか、感染者が倍増し、計104人となった。

 また、21日午前にIHSマークイットが発表した2月の米サービス業購買担当者景況指数(PMI)は49.4と、4年ぶりに景気拡大・縮小の節目となる50を割り込んだ。市場予想の53.0を大きく下回り、市場のリスク回避姿勢が加速。製造業PMIも50.8と、6カ月ぶりの低水準となった。新型肺炎の感染拡大が、観光業やサプライチェーン(供給網)などに波及した形だ。

 日系証券関係者は「製造業(指数)の落ち込みはある程度想定されていたが、米経済のけん引役であるサービス業のここまでの落ち込みは予想外だった」と語った。

 寄り付きから下落していたダウは、一時約327ドル安まで下げ幅を拡大。アップルやマイクロソフトなどのハイテク大手が下げを主導した。ハイテク大手は成長期待から最近買いを集めていただけに、売りが出やすかった。韓国での感染急増を手掛かりに、半導体株も大きく売られた。

 個別銘柄(暫定値)では、アドバンスト・マイクロ・デバイシズ(AMD)が7.0%安、エヌビディアが4.7%安、マイクロソフトが3.2%安、アップルが2.3%安、フェイスブックが2.1%安。一方、スプリントが6.0%高、ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)が1.1%高、ウェルズ・ファーゴが0.8%高、コカ・コーラが0.7%高。

続きを読む

過去7日間の記事